ランチ

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くり坊の学校の給食ははっきりいって眼を覆いたくなる。
体育館のような所がお昼になるとカフェテリアに早変わりして、そこに日替わりで売店が出るので、お弁当がなくてもお金を持ってくれば好きなものを買える。(buy lunchと呼んでいる)
でもそのメニューが問題なのだ。
月曜日はピザ火曜日はBKのハンバーガー・・・などとなっていてほとんどジャンクフード。セットメニューになっていないからハンバーガーにポテトがつくわけでもない。

例えば$3を封筒に入れて持たせると主食$2(ハンバーガーなど)飲み物$0.5デザート$0.5を買うことができる。
くり坊の大好きメニューは「チキンナゲット(4ピース)+オレンジジュース+グミ」これじゃーお昼にならないよ~。

というわけで、我が家はお弁当持参組。
ごはんがなーい!パンもなーい!寝坊したぁ!という時だけ特別に買い弁を許している。

子供たちの中には、毎日こんなメニューのbuy lunchって子がいる。
毎日こんなお昼でいいわけ!?親はなんとも思ってないの?
お昼持参で来る子の中にもこれがお昼なの?ってくらい適当なお弁当の子がいる。
お菓子だけや果物だけなのだ!もはや子供の問題ではなく親がお昼という食事をどう考えているかの問題だと思う。

そういえば、学校にスナックという名のおやつを持っていくことが奨励されている。差し詰め10時のおやつと言ったところなんだけど、朝飯をきちんととっていればおやつなしでも昼食まで体はもつのに。。 っていうか朝飯を食べて来なくて頭が働かない子供が多いらしい。で、学校は脳に糖分が行き渡って目が覚めるように、スナックを持って来なさい言っているらしい。

ん~やっぱり三度の食事に対する考え方が全然違うんだなぁ。

こうなると日本の給食はありがたかった。
くり坊が通っていた埼玉の小学校は専属の栄養士がいて、給食室があって、献立表には栄養素別に食材がまとめてあったりして、、。
私なんかお昼をしっかりと食べてくれれば、朝が手抜きでもOK!なんて事を考えていたモンだった。
だからこのギャップにはそうとう落ち込んだ。

ここはアメリカ、いろんな食文化の人がいてそれぞれの家庭でいろんな食べ物が食べられているから、みんな一緒の日本のような給食は導入できないんだろうな。
だから当たり障りのないファーストフードが問題なくみんなに受け入れられる食事って事なのかなぁ。

くり坊はサンドイッチかおにぎりを持って行っている。それだって、毎日になると飽きるだろうし、おかずがないしなぁと思っていたけれど、最近はそれがあたりまえみたいになってきて、なんだか私の方が慣れてしまってちょっと恐い。



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